梟VS雄鶏⏎

日山紀彦「21世紀人新世の資本主義社会の命運」と新たなアソシエーション社会の到来の地平―2⏎

特集 幻想論再考

特集リード田畑稔―8⏎
Ⅰ⏎
石塚正英 プシュケーという幻想態―蝶か息吹か魂魄か―10⏎
田畑稔  現実、意識、イメージそして幻想―生活過程論からのアプローチー26⏎
小田智敏 物質の最前線としての幻想―エルンスト・ブロッホのシェリング受容と批判―42⏎
服部健二 「月をめで花をながめしいにしへの」―54⏎
Ⅱ⏎
神山睦美 フロイトの幻想論―吉本隆明の幻想論を交えて―60⏎
徳永裕二 幻想としての外道信仰―70⏎
室伏志畔―吉本幻想論による皇統一元史の解体―大逆皇統論―80⏎
高根英博 架空・虚空・虚体・虚数としての現代美術―かってなくこれからもないもの―96⏎
木村倫幸 原発「安全神話』から『安心神話』へ―106⏎

論文

藤田隆正 尊厳の哲学 第3章(上)―112⏎⏎

yuiken交差点

⏎田上孝一 157号「特集Ⅰ資本主義を超える:21世紀社会主義の思想・運動・組織」論評―124⏎
柏井宏之「労協法附則第三条」をめぐってー「附則第三条」は「労協法」の従事組合員の労働を尊重する理念に反していないか?―130⏎
義積弘幸 「障害の受容と神学」を読む―140⏎
田畑 稔 鈴木正(1928~2021)さんを偲ぶ―144⏎
鈴木正 季報『唯物論研究』執筆一覧―145⏎

書評

斉藤幸平 大藪龍介『マルクス主義理論のパラタイム転換へ―マルクス・エンゲルス・レーニンの国家論の超克』―148⏎
藤岡寛己 松田博『グラムシ「未完の市民社会論」の探求―獄中ノートと現代』―154⏎
吉永剛志 柄谷行人『ニュー・アソシエーショニスト宣言」―158⏎
川島祐一 田上孝一『99%のためのマルクス入門』―162⏎